エカワ珈琲店は、自家焙煎コーヒー豆小売商売で30数年の歴史を持っています。
しかし、今も昔も、零細生業規模の商売をしているコーヒー豆自家焙煎店です。
数年前までは零細生業パパママ店でしたが、2020年代に入ってからは零細生業ジジババ店を自称しています。
2023年の秋頃までは、ジジとババで零細生業ジジババ店の商売を切り回していました。
2024年に入ってからは、ババが入退院を繰り返して合計で5か月近く入院生活をしていたので、高齢のジジが一人だけで商売を切り回して来ました。
その間に、エカワ珈琲店のババは身体障碍者手帳の所持者になっています。
2025年のエカワ珈琲店は、ババの介護をしながら、コーヒー豆自家焙煎店の仕事をジジが一人切り回している零細生業ジジババ店です。
エカワ珈琲店の婆さんは、介護・介添え無しの日常生活は無理な健康状態になっています。
夫婦二人だけで暮らしているので、婆さんの世話をするのは爺さんしかいません。
エカワ珈琲店はジジババストアーですから、パパママストアーの頃のように稼が無くても食べて行けます。
ですから、「コーヒー豆自家焙煎店の仕事」よりも「婆さんの世話」を優先させる『商売』をしています。
勝手気ままな商売をしていて、コーヒー豆自家焙煎店の仕事を出来るときにだけ、コーヒー豆自家焙煎店の商売をしています。
今(2025年6月)まで、エカワ珈琲店は、「煎りたてで新鮮な自家焙煎コーヒー豆」・「焙煎日から1週間以内の自家焙煎コーヒー豆」をキャッチフレーズにして商売をして来ました。
今のエカワ珈琲店の営業体制では、そのキャッチフレーズを使って商売をするのが難しいと思っています。
そこで、「煎りたて新鮮、焙煎日から1週間以内の自家焙煎コーヒー豆」のキャッチフレーズを、「鮮度が良い、焙煎日から2週間以内の自家焙煎コーヒー豆」というキャッチフレーズに変更しました。
少ない週は2日、多い週で4日、1日に4時間くらい店舗を営業しています。
通信販売の発送業務も、店舗営業日の営業時間内に集荷してもらっています。
婆さんの介護・介添えの必要から、コーヒー豆の焙煎は店舗営業日だけしか出来ません。
ある程度の量の自家焙煎コーヒー豆を在庫して置かなければ、営業日の店舗販売と通信版場の発送業務に対応する事が出来ません。
そのような商売をしているので、「煎り立て新鮮、焙煎日から1週間以内の自家焙煎コーヒー豆」をキャッチフレーズに使うのが無理になっています。
エカワ珈琲店の自家焙煎コーヒー豆の特徴は「丁寧に手作り」ですから、コーヒー豆の焙煎中は「焙煎作業」に集中しています。
店舗でお客さんに対応する事はもちろんの事、電話に対応する事も出来ません。
爺さんと婆さんの二人で商売を切り回していれば、「コーヒー豆の焙煎」と「接客と通信販売の梱包」を分担することが出来ます。
今は、爺さんが一人で商売を切り回して婆さんの介護もしているので、それが出来なくなっています。
それに、爺さんは74歳の高齢者ですから、店舗の営業開始時間までに何回(何バッチ)も連続して「コーヒー豆を焙煎」する体力・精神力が無くなっていて、2回から3回くらいの連続焙煎が限界になっています。
事前に、ある程度の量の自家焙煎コーヒー豆を用意して置かなければ、店舗販売と通信販売に対応する事が出来ません。
それが、「鮮度が良い、焙煎日から2週間以内の自家焙煎コーヒー豆」にキャッチフレーズを変更する理由です。
「煎りたて新鮮、焙煎日から1週間以内の自家焙煎コーヒー豆」のキャッチフレーズを、「鮮度が良い、焙煎日から2週間以内の自家焙煎コーヒー豆」というキャッチフレーズに変更するわけですから、自家焙煎コーヒー豆設定価格の原価率を、33%前後から45%前後に変更しています。
焙煎日から2週間以内の鮮度の良い自家焙煎コーヒー豆ですから、クラフトコーヒーである事は間違いありません。
そのクラフトコーヒーを、高級スーパーや百貨店で売られている有名ブランドのレギュラーコーヒーと同じくらいか、少しだけ高い価格で販売しているわけですから、お買い得価格での販売だと自負しています。
名前の知られているコーヒー豆自家焙煎店の販売価格と同じくらいの価格設定は無理だと思っていますが、出来れば少しだけ価格設定を安くするだけで「丁寧に手作り」した自家焙煎コーヒー豆を販売したいと考えて来ました。
しかし、今(2025年)のエカワ珈琲店の有様では、それは無理な話だとあきらめています。