エカワ珈琲店は、爺さんと婆さんが二人だけで仕事を切り回している零細生業ジジババ店(ジジババストアー)のコーヒー豆自家焙煎店です。
でも、爺さんと婆さんが分担してコーヒー豆自家焙煎店の仕事を切り回していたのは、2年前(2023年)までで、2024年の大半は、爺さんが一人でコーヒー豆自家焙煎店の仕事を切り回していました。
そして、2025年の5月中頃からは、爺さんが婆さんの介護・介助とエカワ家の家事をしながら、一人でコーヒー豆自家焙煎店の仕事を切り回しています。
自宅の一部分を店舗に使っている軒先店舗で商売をしているので、それに、コーヒー豆自家焙煎店の仕事に習熟しているので、74歳の爺さんがそのような事が出来るのだと思っています。
エカワ珈琲店の婆さんは身体障碍者手帳1級で、隔日に週3日透析治療をしているだけでなくて、身体障碍者手帳1級ですから、それ以外の障害も持っていて、その関係での通院治療も受けています。
そんなわけで、月曜日から金曜日までは、コーヒー豆を自家焙煎することも、自家焙煎コーヒー豆を店舗で販売することも、通信販売で自家焙煎コーヒー豆を発送することも難しい状態になっています。
エカワ珈琲店の婆さんは、介護・介助無しの日常生活は無理な健康状態になっています。
夫婦二人だけで暮らしているので、婆さんの世話をするのは爺さんしかいません。
エカワ珈琲店はジジババストアーですから、パパママストアーの頃のように稼が無くても何とか食べて行けます。
ということで、「コーヒー豆自家焙煎店の仕事」よりも「婆さんの世話」を優先させる『商売』をしています。
爺さんが、コーヒー豆自家焙煎店の仕事を出来るときにだけ、コーヒー豆自家焙煎店の商売をしています。
現役世代のサラリーマンが、副業で「土曜日」と「日曜日」だけコーヒー豆自家焙煎の仕事をしているという感じになっています。
今までは、本業がコーヒー豆自家焙煎店商売だったわけですが、今は、本業が公的年金になりつつあります。
しかし、公的年金の主体は夫婦二人ともに国民年金ですから、現役のサラリーマンの収入と比べれば低収入で、夫婦二人の公的年金だけでは相当に生活を切り詰めなければ食べて行けません。
「土曜日」と「日曜日」だけの店舗商売と、週に3日だけ商品を出荷する通信販売で、ある程度の収入を確保できるように頑張るつもりです。
もしかしたら、「コーヒー豆自家焙煎店商売」が、サラリーマンの副業に最適な商売の一つだと証明できるかもしれません。
古くても焙煎日から1週間以内の「煎りたて新鮮な自家焙煎コーヒー豆」を、それなりの価格設定で販売する商売が理想ですが、それが無理な状況になっています。
今のエカワ珈琲店は、古くても焙煎日から2週間以内の鮮度の良い自家焙煎コーヒー豆を販売する商売でなければ、商売を続ける事が出来ません。
品質の良いコーヒー生豆を原料に使って、焙煎日から1週間以内の「煎りたて新鮮な自家焙煎コーヒー豆」を購入してもらうのが、スペシャルティーコーヒー販売の基本だと思っています。
名前の知られているコーヒー豆自家焙煎店の販売価格と同じくらいの価格設定は無理だと思っていますが、出来れば少しだけ価格設定を安くするだけで「丁寧に手作り」した「焙煎日から1週間以内の煎りたて新鮮な自家焙煎コーヒー豆」を販売したいと考えて来ました。
しかし、今(2025年)のエカワ珈琲店の有様では、それは無理な話だとあきらめています。
販売する自家焙煎コーヒー豆を、焙煎日から古くても1週間以内の「煎りたて新鮮な自家焙煎コーヒー豆」から、焙煎日から古くても2週間以内の「鮮度の良い自家焙煎コーヒー豆」に変更するわけですから、自家焙煎コーヒー豆設定価格の原価率を、33%前後から45%前後に変更しています。
焙煎日から2週間以内の鮮度の良い自家焙煎コーヒー豆は、クラフトコーヒーである事には間違いがありません。
そのクラフトコーヒーを、高級スーパーや百貨店で売られている有名ブランドのレギュラーコーヒーと同じくらいの価格で販売するのが、エカワ珈琲店の考える適正価格です。