コーヒー1杯あたりのコーヒー粉の使用量は、一度に淹れる杯数や飲み方によって変わりますが、メジャースプーン1杯(約10g)~2杯弱(約18g)くらいが適量だと思います。
同じ焙煎コーヒー豆を粉砕したコーヒー粉でも、使用する分量が異なれば、コーヒーの味覚も違ってきます。
また、焙煎コーヒー豆の煎り具合や粉砕の程度(挽き具合)、飲み方や飲む人の好みの違いによっても、コーヒーを淹れるのに使用する焙煎コーヒー粉の分量を変える必要があるのだと思います。
焙煎コーヒー豆の挽き方には、大きく分けて「粗びき」・「中挽き」・「細挽き」の3種類があるのだと思います。
コーヒー豆を細かく粉砕すると、お湯と接触する表面積が大きくなって、コーヒー成分の抽出が容易になるので、焙煎コーヒー粉の量が多ければ抽出過剰のコーヒーが出来上がります。
反対に、粗挽きにした焙煎コーヒー粉の場合、使用する焙煎コーヒー粉の量が少なすぎると、抽出不足で、香りやコクの不十分な水ぽいコーヒーになってしまいます。
例えば、ミルクコーヒーですが、濃厚なミルクコーヒーが好みなら、焙煎コーヒー粉の使用量を多く使って(通常の1.5倍くらい)、お湯を少なめにして淹れた濃いコーヒーを使います。
ちなみに、ミルクコーヒーを作る時のコーヒーと牛乳の割合は、半々くらいが適当だとされています。
軽めのコーヒーが好みなら、焙煎コーヒー粉の使用量を少なくすれば、アメリカンコーヒータイプのコーヒーが出来上がります。
コーヒー生豆を焙煎すると、コーヒー生豆に含まれている水分が蒸発するので重量が軽くなります。また、蒸発するときの圧力によってコーヒー豆が膨らんで体積が増加します。
同じメ゛ャースン1杯であっても、深煎りの焙煎コーヒー豆よりも浅煎りの焙煎コーヒー豆の方が重くなります。
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エカワ珈琲店のコーヒー豆を使って、ペーパーフィルターでコーヒーを淹れる時の、コーヒー粉使用量と「蒸らし」に使うお湯の量の目安です。
挽き具合は、中挽きのやや粗めです。
エカワ珈琲店の目安でコーヒーを淹れて、濃いコーヒーだと感じるならば、使用する焙煎コーヒー粉の分量を少なくして調整して下さい。
薄いコーヒーだと感じるならば、使用する焙煎コーヒー粉の分量を増やして調整して下さい。
コーヒー の杯数 |
コーヒー粉 の使用量 |
メジャースプーン (目安) |
時間 |
1杯(120~150cc) |
約15g~約20g |
1杯半~2杯 | 2分~3分 |
2杯(240~300cc) |
約25g~30g |
2杯~2杯半 | 3分くらい |
3杯(350~450cc) |
約30g~35g |
3杯~3杯半 | 3分~4分 |
4杯(500~550cc) |
約40g |
4杯 | 4分~5分 |