アメリカに本部を置くスペシャリティーコーヒー協会(SCA)基準を満たすスペシャリティーコーヒー豆は大変高価です。
そのタイプのスペシャリティーコーヒー豆だけを原料に使うのは無理ですが、日本のスペシャリティーコーヒー豆輸入の草分けである総合商社兼松さんが輸入している、スペシャリティーコーヒー豆及びそれに準ずる品質のコーヒー豆を原料に使った自家焙煎コーヒー豆を小売販売しています。
【1】自家焙煎コーヒー豆は工芸品
自家焙煎コーヒー豆の原料となるコーヒー豆(生豆)の品質には、当たり前のことですが、相当にこだわっています。
それに加えて、『焙煎』についても相当にこだわっているつもりです。
私たちが取り扱っていは「自家焙煎コーヒー豆」は、丁寧に手作りしている『工芸品』だと考えて取り扱っています。
『工芸品』と考えているので、価格設定も『工芸品価格』とさせて頂いています。
【2】自家焙煎コーヒー豆は鮮度が重要
自家焙煎コーヒー豆の鮮度にこだわっていて、「焙煎日」からの日数にこだわっています。
理由は、高級(仕入れ価格の高い)スペシャリティーコーヒー豆を原料に使っているとしても、焙煎日から1か月も経過すれば、相当に劣化しています。
当店の自家焙煎コーヒー豆のお召し上がり目安期間は、豆の姿形のままで常温保存して焙煎日から約4週間以内とさせて頂いています。
焙煎日は、自家焙煎コーヒー豆を詰めた袋に記載しています。
【3】自家焙煎コーヒー豆の焙煎操作
小型業務用コーヒー豆焙煎機を使って、毎回3.6kgのコーヒー豆を25分~30分くらいの時間を費やして1回1回丁寧にバッチローストしています。
1回のコーヒー豆焙煎量が約3.6kgだと、出来上がる自家焙煎コーヒー豆の重量は3.kgちょっとです。
小型業務用コーヒー豆焙煎機の場合、制御ミスがあればコーヒーの持つ香り・風味が大きく異なってしまいます。
その代わり、コーヒー豆焙煎プロセスを注意深く制御することができます。
小型業務用コーヒー豆焙煎機の方が、コーヒー豆焙煎の人為的制御をやりやすいと思っています。
ということは、コーヒー豆焙煎プロセス全体を通じて、微調整を繰り返しながら、好みの煎り具合の自家焙煎コーヒー豆に仕上げることができます。
それが、小型業務用コーヒー豆焙煎機で自家焙煎するコーヒー豆の特徴だと考えています。